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統計学 ツール集(統計学習のためのツールのご紹介)

統計ツール一覧

【はじめに】

当ブログでは、さまざまな「統計ツール」をトライアル版として公開しています。これらのツールは統計学習の補助や、データの可視化・分析に活用いただけるよう、簡単な操作で結果を得られる設計になっています。はじめてお使いいただく際には、結果が表示されるまでに10秒ほど時間がかかる場合がありますので、あらかじめご了承ください。なお、今後も新しいツールを順次追加していく予定です。

散布図生成ツール

「散布図生成ツール(トライアル版)」を利用すると、横軸と縦軸に設定したい「標本分布」をプルダウンで選択し、「生成」ボタンを押すだけで散布図が描画されます。選択された「標本分布」にしたがってサンプリングされた 50 個の乱数をプロットしており、それぞれの相関関係や分布の雰囲気を簡単に確認することができます。統計学習時の理解や、初歩的なデータ分析のイメージをつかむのにお役立てください。

確率質量関数グラフ生成ツール

「確率質量関数グラフ生成ツール(トライアル版)」では、「確率分布」とその「パラメータ」を選んでいただくと、その分布に応じた確率質量関数(PMF)のグラフが描画されます。2つまで分布を選択可能なので、たとえばある離散分布同士の比較や、異なるパラメータ設定での挙動の違いを直感的に把握することができます。離散型分布の学習や可視化にぜひお役立てください。

確率密度関数グラフ生成ツール

「確率密度関数グラフ生成ツール(トライアル版)」は、「確率分布」とその「パラメータ」を選択した後、「生成」ボタンを押すと連続型分布の確率密度関数(PDF)をグラフとして描画します。2つまで分布を選ぶことができるので、正規分布同士の比較や、指数分布・ガンマ分布などの特性を視覚的に確認することが可能です。連続型分布の勉強やシミュレーションの下調べなどにご活用ください。

標本分布シミュレーター

「標本分布シミュレーター(トライアル版)」は「母集団分布」と「標本の大きさn」と「標本抽出回数k」を選択し、「実行」ボタンを押していただくと、選択した条件にもとづく標本抽出をk回実施し、得られたk個の標本平均のヒストグラム(標本平均の分布、標本分布)を下側に描画します。なお、上側には母集団分布(確率密度関数、または、確率質量関数)が表示されます。標本の大きさや標本抽出回数の値によって分布がどのように変化するかを確認でき、中心極限定理の視覚的な理解にお役立てください。

今後の追加ツールについて

当ブログでは、今後も新しい統計ツールを公開・アップデートしていく予定です。各ツールはすべてブラウザ上で動作しますので、外部ソフトウェアのインストールなどの手間なくご利用いただけます。最新のブラウザをご利用いただくと、動作がより安定する場合があります。新ツールや機能追加のお知らせは、当ブログで随時ご案内しますので、ぜひご確認ください。